アルティメットサイバーセキュリティクイズとは?
アルティメットサイバーセキュリティクイズ(以下、UCSQ)は、毎年7月の第2土曜日に大阪で開催されています。
サイバーセキュリティのイベントは、多くのイベントが日本各地で開催されていますが、その中でも「知識」だけを競うようなイベントは無く、持てる 「知識」のみを思う存分発揮できる機会を作りたいという思いで、このイベントは立ち上がりました。(イベントWebページからほぼ抜粋)
2018年から開催され、今年で8回目です。(開催回数は、問題としても出題されました)
イベントWebページ:Ultimate Cyber Security Quiz
予選
予選はマルバツ方式です。オンラインと現地では異なります。
現地では、ウルトラクイズの予選と同様に、マルのエリア、バツのエリアに、時間内に移動します。ウルトラクイズリアルタイム視聴世代にはたまりません。3回間違えるとアウトとなります。
残念ながら、私はあっさりと予選敗退でした。
なお、私、昨年はオンライン参加でしたが、50問をGoogleフォームに回答する方式でした(優勝者ionさんによると、今年は異なるようです)。
アルティメットサイバーセキュリティクイズ2025 優勝記 | ion
2025年7月12日に開催された「アルティメットサイバーセキュリティクイズ2025」で優勝しましたので、この機会にその記録を残したいと思います。
敗者復活戦はスポンサー問題(難問ばかり)
予選で敗退しても、敗者復活戦により、準決勝に進むチャンスがあります。しかし、敗者復活戦の問題は難問ばかり。なぜならば、スポンサーが自由に作ってきた問題だからです。
弊社からは、先日リリースしたばかりの「せきゅ丸」に関する問題を出題しました。

決勝はアタック25方式
アタック25、覚えていらっしゃいますでしょうか?改めて調べてみましたが、2021年9月に地上波は終了していること、正式名称は「パネルクイズアタック25」であることを知りました。
予選敗退している私は、現地会場で見ながら、児玉清さんで脳内再生していました。ただただクイズに正解するだけでなく、ひっかけ、計算問題への対応、そしてアタック25らしい戦術の難しさを見ていました。
楽しさ、学び、豪華な賞品、そして出会い
当日の発表では、現地参加者は86名、オンライン参加者は127名と、非常に多くの参加となっています。私は現地参加でしたが、みなさん楽しそうに参加されているのが印象的でした。そして、私もその一人です。
ただ、楽しいだけではありません。問題はサイバーセキュリティに関する問題が大半。クイズ大会終了後は、川口設計の川口洋さんによる講演があります。セキュリティの対策においても、企業内の政治力、経営層・意思決定層への関与についてお話されており、改めて考えさせられるお話でした。
賞品も、ゲーミングPC、Nintendo Switch 2も2台、など、豪華です。私も、ナイトパーティーの中で、大阪万博のチケットをいただいてしまいました。3人一組のなぞとき問題でしたが、一人の方のお力です。

さらに、現地参加者にはナイトパーティーがあります。ここでは、楽しく話しているだけなのに、業界での横のつながりを作ることもできました。
さいごに
UCSQはコミュニティがしっかりと出来上がっており、大変な盛況に驚きました。そして、初めて参加されるかたも多く、色々な立場の方が常連から初回参加者まで、関係なく楽しんでいる姿は、素晴らしいものでした。
また、UCSQには、多くのスポンサーが協賛されています。イベントの進行だけでなく、この手のステークホルダーマネージメントをされている、主催者のみなさまの素晴らしさを感じます。
楽しく参加でき、学び、横のつながりを持つことができる。日本のサイバーセキュリティ業界全体を盛り上げる力となるイベントと感じました。来年はぜひ、みなさんも参加してみてください!


